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『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の世界

「F」はフリーザの「F」である以上に、ファンの「F」

TVアニメーションシリーズから現在まで、フリーザのボイスキャストを務める中尾隆聖が証言! 本作のフリーザの衝撃の強さとは――?
――本作でフリーザが復活を遂げると聞いた時は率直にどう思いましたか?
「“ヤッター! うれしい!”のひとことでした。「F」という言葉は、フリーザの「F」である以上に、ファンの「F」だと感じています。復活できたのも、長きにわたって多くの方が支持してくださったから。よく“フリーザのあの言葉は名台詞だった”などと言っていただきますが、演じている最中は“これは名台詞だ”などとは思わない。キャラクターを愛してくださる方が、名台詞にしてくれるんです。こういうキャラクターに出会えるというのは、本当に幸せなことと感じています」
――ご自身ではフリーザの魅力をどう感じていますか?
「形態が変わるたびに強くなる、その進化のプロセスが一番の魅力ではないでしょうか。今回は久しぶりに私が好きな第一形態も登場します。最終形態のフリーザもいいですね。あれは公家のイメージでして。あの眉毛の様子や表情、人を見下して喋る様子なども確かにまさに公家だなぁと(笑)」
――精神面はいかがでしょう?
「鳥山明先生はある種のハンディキャップを持ったキャラクターの作り方がお上手ですよね。ハンディキャップと向き合い、そこをどうするか。その様子がおもしろい。フリーザもまさに自身のハンディキャップを補おうと強くなっていった男。特に父親に対するコンプレックスなどは、キャラクターの魅力になっているのではないかと思います」
――今回、フリーザを演じる上で大切にしたこととは?
「イメージを壊さないことが一番でした。声ひとつ、台詞回しひとつとっても“変わっちゃった?”と思われないように。あの憎たらしくも嫌らしい声を聴いて“そうそう! この声だよ!”と思ってもらえるようにと。アフレコはすごく楽しかったですね。悟空役のマコさん(野沢雅子)と一緒に楽しみながら、新しいフリーザをという思いで録音ができました。いつもフリーザ役としてお会いする度にマコさんに言われるんです。“本当にあんたって大っ嫌い!”と(笑)。今回も愛情たっぷりのその言葉がとてもうれしかった。悪役ですから、憎まれるほどうれしいんです。今回も一生懸命嫌われようと思いました(笑)」
――本作でフリーザはさらに進化を遂げるそうですね。
「はい。最終形態のさらに上へ。見た目はわかりやすく変化します。簡単に言えば、金色になるんです(笑)。戦闘力は格段に上がるので、今回は本当にすごいバトルをお見せできると思います。まず速いです。声を吹き込む私たちが追いつかず、時折、悟空とフリーザの攻守を逆にしてしまうぐらいで。“逆です! 今、私が攻撃していて、マコさんはヤラれています!”という具合に(笑)。とにかく早くてキレのいい究極のバトルになっています」
――ちなみに、今回のフリーザの戦闘力はどれぐらいなのでしょう?
「ナイスガイで、一垓(がい)ってとこでしょうか」
――想像を絶する強さですね!
「それぐらい、とてつもないということです(笑)。(今回の映画では)“闘いには負けるけど、勝負には勝ったね”というところでしょうか、フリーザ的には。エンドロールが始まっても席を立たず、ぜひ最後の最後まで観ていただきたいですね」
中尾隆聖(なかお りゅうせい)
東京都出身。数多くのアニメーション、吹き替えの他、舞台でも活躍中。これまで声優を務めた主な作品に『それいけ!アンパンマン』(ばいきんまん役)、『ONE PIECE』(シーザー・クラウン役)、『BLEACH』(涅マユリ役)、『フックブックロー』(もくじ役)などがある。

©バードスタジオ/集英社 ©「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会


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