エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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約3年半ぶりとなるオリジナル・ニューアルバム『L.O.K』を3/18に発売する久保田利伸。年齢を重ねてこそ放たれる色気と底抜けにアッパーな遊び心。極上の歌声とグルーヴはゆるやかに加速し、甘い魔法にかかること間違いない。絶賛制作中の新作アルバムの様子といつまでも色褪せない彼の生き方について話を聞いた。

20代、30代の頃より、“感謝”を実感することが増えた

――ニューアルバムのタイトルである『L.O.K』は、“Lots Of Kisses”の略。“感謝”というコンセプトがあるそうですが。
「そうですね。アルバムを作り出す準備段階で1曲ずつ曲を増やしていた時から、感謝というワードが頭の中にありました」
――それはどうしてですか?
「“何かに感謝する”って当たり前のことだし、当たり前の言葉でもあります。そして何年も仕事をやっていると大体誰もが“ありがたいな”って気持ちになると思うんです。それと同時に、何年も生きていると大きな災害に遭ったり、大切な誰かを亡くす辛い経験もする。だからこそ大切な人が生きている今日がありがたいなとか素敵な出会いに感謝したいなとかおいしいものが食べれてありがたいとか、ありふれた日々のすべてのことに感謝する気持ちになってきたんです。例えうまくいかない時でも、“こんな気持ちを感じられることに感謝”って。それは20代とか30代の頃よりずっと多いと実感していて。なのでこれは考えて出てきたテーマというより、近年の自分の真ん中にドーンと座っていたテーマであり、その気持ちのままアルバムを作り始めたんですよ」
――なるほど。
「そうやって作り始めると、曲のトーンが少し柔らかくなり、歌詞を書いてもやさしいものが多くなってきました。でも“ありがとう、ありがとう”っていう気持ちだけの曲ばかりだと、妙に疲れちゃう気がしてきたんです」
――重くなりますもんね。
「そうなんです。僕が作っているのは音楽なので、楽しくないと!って。好きな音楽を好きな形でやらせてもらい、それが長くできていることのありがたみ。このことを自分自身で楽しむべきだなって思い始めたちょうどその頃、スタッフから“自分の人生を両手広げて謳歌するような、人生に感謝する粋な男の音楽にすれば?”と言われたんです。それを聞いて、そういう方向で感謝の気持ちが広がるのはとてもいいなと思ったんです。“誰にも遠慮せず、人生のすべてを謳歌できることへの感謝”、そちらのベクトルへ振り切っちゃおう、と。そこから僕自身もハッピーになったんです」

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