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スペシャルインタビュー「Acid Black Cherry」

前作『2012』はツアーを経て、本当の意味で完成したアルバムだった

――なるほど。それぞれ形は違えど、“愛”というテーマは常に根本にあるんですね。
「そう。あの手この手で表現しているというか(笑)。『BLACK LIST』の時はコンセプトストーリーという冊子は付いてなかったですが、『Q.E.D.』からはコンセプトストーリーを付けてることもあり、それを読んでアルバムを聴いてもらえると、より楽曲を深く楽しんでもらえると思います。でもストーリーを追いながら聴かないと成立しないアルバムという訳ではなく、純粋に音楽アルバムとしても楽しんでもらえるように作ってます。ただ何回も大事に聴いて欲しいと思っているので、何回も聴いていく中で気付いてもらえるギミックが隠されていたら、聴いてくれる人たちが楽しいんじゃないかな、と。いつもそんなことを思いながらアルバムを作ってますね」
――yasu君の歌詞には思いがけないメッセージやギミックが隠されていることが多いからね。私も実際に1年越しでそのギミックに気付いて驚いたことがあったりもして。
「そうそう。それを発見した時の驚きというか、テンションが上がる感じってめっちゃ楽しいでしょ? そこを説明してしまうのはナンセンスだと思うし、後々そのギミックに気付いてくれた時に、改めてその曲を新たな視点で楽しんでもらえる」
Acid Black Cherry――素晴らしい。Project『Shangri-la』は『2012』を引っ提げてまわったツアーでもあったと思うんですが、一番長く育てられたアルバムでもありましたね。
「全都道府県ツアーをやらせてもらったからね。FLYING POSTMANさんには各シーズンごとのライブレポートもしていただきき、ありがとうございました。『2012』は、Project『Shangri-la』のツアーを経て本当の意味で完成したアルバムでもあったと改めて思いますね。あのツアーやツアーの中で生まれたシングル曲たちも、最初から狙ってできた形じゃなかった。ファイナルを宮城で迎えられたことも急遽決まったことだったし、『君がいない、あの日から…』が生まれた流れも含め、すべてそこへ導かれた気がしているというか。あんまりスピリチュアルな言い方はしたくないけど、このツアーに関しては、本当にそういうことを感じずにはいられなかったです」
――そんな『2012』から3年ぶりに、4枚目となるアルバム『L-エル-』がリリースされます。
「3年って随分出てない感じですけど、別にサボっていた訳ではなく(笑)。Project『Shangri-la』を通して『2012』を育てながら、いい流れでシングルを生み出していけた中、新たに向き合えた1枚になったと思ってますね」

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