エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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Acid Black Cherryの4枚目となるニューアルバム『L-エル-』は、“愛”をテーマにしたコンセプトアルバムだ。これまでにリリースした3枚のアルバムすべてをコンセプトアルバムにした意味、“愛”をテーマに描き出していった本作の経緯を遡って聞いてみた。“欲しかったのは、愛”。その壮大な物語に秘められた想いとは―――?

これまでのアルバム3枚も違う角度からの“愛”で繋がっている

――前回、本誌の表紙インタビューさせてもらったのが、全都道府県ツアーで行ったProject『Shangri-la』直前にリリースされたシングル『Greed Greed Greed』のタイミングでした。
「そうですね。『Greed Greed Greed』は、“Project『Shangri-la』のツアー中に3枚の新曲をリリースする”という約束の第1弾シングルで。2月4日(※2月25日へ延期)にリリースされるニューアルバム『L-エル-』には、その他に第2弾シングル『黒猫〜Adult Black Cat〜』と第3弾シングル『君がいない、あの日から…』と、最新シングル『INCUBUS』という4枚のシングルが収録されています」
――『L-エル-』は愛がテーマのコンセプトアルバムですが、そのテーマはどこから?
「『Greed Greed Greed』は、“愛が欲しかった”という唄で、そこからのシングルでもいろんな愛の形が広がっていきました。そしてProject『Shangri-la』というツアーを通し、すごく自然な流れで“愛”というテーマが決まっていった感じでしたね。『L-エル-』というタイトルの“L”も、いろんな言葉を想像させると思うんですが、やっぱりLOVEの“L”に繋がっていて。これまでリリースしてきたオリジナルアルバム3枚もすべてがコンセプトアルバム。それぞれまったく違うテーマがコンセプトになっていますが、どれも違う角度からの“愛”で繋がっている。1枚目のアルバム『BLACK LIST』は“七つの大罪”がテーマで、人間は誰もが罪を犯す生き物だということを描いたんです。でも、誰かを愛することでその罪が許されるなら……というコンセプトを置いて作っていき、2枚目の『Q.E.D.』は、“人は人を裁けるのか?”をコンセプトとして、『ブラック・ダリア事件』という事件をモチーフに、冤罪をテーマに作った物語をドキュメンタリータッチに報告書的な描き方で作った1枚。3枚目の『2012』は、“マヤ歴で世界が終わる”をテーマに描いた架空の物語と、ちょうどこのアルバムを制作していた時期(※2011年〜2012年にかけて制作)に起こった現実とを重ね合わせてコンセプトにしていったんです。だからこそ、言葉では伝えきれない深いメッセージを込めたかった。そういう意味で『2012』は、現実とファンタジーを共存させた描き方でしたね」

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