エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「野村周平×二階堂ふみ」

「“観る音楽”という言葉がぴったりの映画ができた」(二階堂)

――その他にも名曲揃い、名ライブシーン揃いの本作。なかでも特に好きな楽曲と言えば?
野村「全部好きなんですが、特に『スーパースター』はザ・ロックンロールブラザーズらしくてすごくいいなと思います。歌詞の内容も自分自身に投影し、共感できました。3人で初めてちゃんとライブする場面で演奏したんですが、あの時は心の底から“俺らのロック見せてやるぜ!”という気持ちだった。終わってからも、やり切った感がすごくあって。演奏した後、ザ・ロックンロールブラザーズのライバルバンドのザ・ランゴリアーズが去っていく場面も爽快でした」
二階堂「私は犬レイプの『百姓勃起』が好きです(笑)。最高ですね。古舘君の歌っている時の表情がまたすごくよかった。咲のプロデューサー役の毬谷(友子)さんと一緒に釘付けになりました」
――クライマックスで披露するザ・ロックンロールブラザーズの『いっぱい』も名曲ですね。
野村「ありがとうございます。凶器になるぐらいのすごい雨風の中、2日がかりで撮影。体力的には大変でしたが、すごく気持ちが入りました。咲はそばにいないけれど、咲に届けばいいなと思いながら演じていました」
二階堂「あの場面は別で撮影したんです。拓郎の声と演奏だけが聴こえる状態だったんですけど、それでもすごく感動して、咲として純粋にうれしかったです。完成した映画で観ても、すべてがクライマックスの『いっぱい』のライブに向かっている気がして、すごくいいなと思いました」
――周囲の冷静な大人たちですら心動かされ、巻き込まれていく。爆発的な音楽の力に胸熱くなる名場面です。
二階堂「完成した映画を観て、私が一番いいなと思ったのがそこです。いつだって、どこにだって行けるはずの未来のある若い人たちが、とにかく今を大事に、今しか見ずに生きている感じがヒシヒシと伝わって、素敵だと思いました。そして、入江監督独特の音楽センスも好きです。“観る音楽”という言葉がぴったりの映画ができたと思います」
野村「こんなに登場人物たちが生き生きしている映画はないと思います。そして、臨場感とライブ感が溢れている映画だなと。こういう映画こそ、ぜひ映画館でいい音で楽しんでいただきたいです」


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