エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「ゲスの極み乙女。」

『サリーマリー』は、ニューウェーヴっぽい感じで作っていて
ずっと頭の中で(ショパンの)『子犬のワルツ』が鳴っていた

――楽曲についても聞かせて下さい。インタールード的に入ってる『列車クラシックさん』のピアノは本格的ですね。
ちゃんMARI(Key.)「いやぁ、大変でした、あれ(笑)。弾きっぱなしで、エンジニアさんも途中でどっか行っちゃったりして(笑)」
川谷「(モーリス・)ラヴェルの曲が聴きたかったんですよ、僕は。YouTubeなんかで観ていていいなぁと思って。ちゃんMARIに“これ弾ける?”って聞いたら“弾けない”って言ったので、じゃあ練習してって(笑)」
一同「ははは!」
――(笑)。では、いこかさんのドラムが大変だった曲は?
ほな・いこか(Dr.)「ラストの『bye-bye 999』ですね。こういうゆっくりな曲ってやっぱり一番難しいんですよ。速くて派手なフレーズのほうが意外と簡単だったりするので」
――『サリーマリー』も切なくていい曲ですね。
川谷「僕も『サリーマリー』好き。最初ニューウェーヴっぽい感じで作っていたんですが、ずっと頭の中で(ショパンの)『子犬のワルツ』が鳴っていたんですよ。でも『子犬のワルツ』とニューウェーヴが僕の中で全然結びつかなくて(笑)。最終的に『子犬のワルツ』のフレーズが入っているんですけど、途中コードを変えたことでうまくまとまりが出ました」
――そしてこのアルバムタイトル(笑)。
川谷「『みんなノーマル』の時も『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』の時もそうでしたが、今作もタイトルから作りました。いつか使いたいと思ってた言葉だったんです」
――力のある言葉ですよね。
川谷「毎回、検索に引っかかるものを意識しているんですよ。流れない言葉というか、絶対的な違和感があるものというか。『魅力がすごいよ』とタイトルに掲げてるように、とてもいい曲ができたのでたくさんの人に聴いて欲しいです。今はそういうすごくシンプルな気持ちですね」

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