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スペシャルインタビュー「レニー・クラヴィッツ」

辛い経験をするからこそ人は強くなれるし、
落ち込むからこそまた這い上がれるんだ。

――だからこそ、“it’s raw,it’s got soul(生々しく、ソウルがある)”アルバムに仕上がった、と。
「そうだね。今のレニー・クラヴィッツを100%表した、ソウルフルなロック・アルバムだと思ってるよ」
――ところで、今年はデビュー25周年のアニバーサリー・イヤーで、この5月には50歳の誕生日を迎えました。そしてニューアルバムは通算10作目。大いなる節目の時だと思うのですが、何か心境の変化などはありますか?
「う~ん、50年の間に俺なりに辛い思いもしてきたよ。両親は他界してしまったし、病気も含めていろいろ経験してきた。でも、そういう時期も含めて人生は成り立っているんだ。乗り越えるのが大変な出来事もあるし、道のりは紆余曲折で溢れているけど、俺はそれを受け入れてきた。辛い経験をするからこそ人は強くなれるし、落ち込むからこそまた這い上がれるんだ。だから俺は、こうして生きているだけで幸せ。リラックスした日々で、健康で、クリエイティヴでいられて、素晴らしい人たちが周りにいてくれる。そのことに感謝しながら毎日を生きているんだ。アルバム・タイトルの『STRUT』は“堂々と歩く”という意味だけど、自分らしく生きることに自信を持ち、自分を恥じるのではなく受け入れることを象徴している。社会が押し付ける能力や美の基準に左右されることなく、背筋を伸ばし堂々と歩くこと。そんな意味を込めたんだ」
――大変な時こそ、ですよね。最後にツアーについて聞かせてください。
「10月にヨーロッパから始まって1年半ぐらい続くんじゃないかな。まだ決定してないけど、もちろん日本にも行くつもりだよ。今度のバンドは今までで最高に素晴らしいんだ。ホーン・セクションと信じられないぐらいすごいコーラス隊がいて、何よりもシンディ・ブラックマン(レニーのこれまでのMVやライヴでもお馴染みのアフロヘアーのパワフルな女性ドラマー!)が戻ってきたんだ。ステージで演奏するのが楽しみでしょうがないよ。みんなも楽しみに待っていて欲しいな」
レニー・クラヴィッツ
レニー・クラヴィッツ
’64年、N.Y.生まれ。’89年にアルバム『レット・ラヴ・ルール』でデビュー。これまでに9枚のアルバムを発表し、『自由への疾走』『ロックンロール・イズ・デッド』などヒット曲多数。4度のグラミー賞受賞に輝く、20世紀を代表するカリスマロッカーである。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/lennykravitz/
『STRUT』
『STRUT』
¥2,400(税別)
SICP-4301
※9/24 on sale
スタッフクレジット
Photo by Greg Kadel
Interview & Writing by Yoshiteru Someno

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