エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

FLYING POSTMAN PRESS

レッド・ツェッペリンやジミ・ヘンドリックスを思わせるヴィンテージ・ロックや、生々しいソウル・ミュージックの香り充満するアナログ・サウンドで、1989年にセンセーショナルなデビューを果たしたレニー・クラヴィッツ。あれから25年。10枚目となるアルバムは、あるがまま、本能的なエネルギーに導かれ完成した会心作だ。レニー、健在なり!

アイディアがいつ湧き出るかなんて誰にもわからない。
出てきた時に逃さず、自分のものにしなきゃいけない。

――通算10作目となるニューアルバム『STRUT』が完成しましたが、まず前作『ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ』を発表してからの3年間をどのように過ごしていたか聞かせてください。
「アルバム発表後、長いワールドツアーがあり、日本にも行ったよ。あれはいつだったっけ?」
――2012年の4月です。
「あぁ、そうか。ごめんね、年月日や時間を覚えるのが苦手なんだ(笑)。でも、すごく充実したツアーだったな。で、その後すぐに映画の撮影に入ったんだ」
――2013年に公開された『ハンガー・ゲーム2』ですね。最近は映画出演にも積極的なようですが、その理由は?
「音楽は曲作りから楽器の演奏、歌、プロデュース、ミキシングまですべて自分でやるのに対し、映画は監督の指示に従って役になり切ればいい。音楽とはまったく違う体験が気に入ってるんだ。ただ今回はツアーと撮影がずっと続いたせいで、新しい音楽をまったく作れない時期が続いたから、撮影期間中に新しい音を鳴らしたくて仕方ないという衝動に駆られてしまって。曲のアイディアがものすごい勢いで湧き上がってきたんだよ」
――最初から撮影の合間を縫って曲作りをしようと考えていたんですか?
「いや、自分でもまったく予期しないことだった。でも、そもそもアイディアがいつ湧き出るかなんて誰にもわからない。出てくる時に出てくるっていうだけのことだよ。それを逃さず自分のものにしなきゃいけないんだ。だからたくさんの断片的なアイディアを、いつも持ち歩いているテープレコーダーに残していった。そして、撮影が終わるのを待ってすぐにスタジオに入ったんだ」
――母方の故郷、バハマのエルーセラ島にあるご自分のスタジオですね?
「そう。最高の環境で、完全に音楽に集中できるからね」

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