エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「ONE OK ROCK」

“これがないとライブができません”というのは違うというか、すべて取っ払ったところで演奏できる状況を作りたい

ONE OK ROCK

――YouTubeにアップされてるミュージックビデオの再生回数が、現時点で2000万回以上あるミュージックビデオあって、コメント欄も世界中からメッセージが寄せられています。自分たちでは海外における現在のポジティヴな状況をどのように分析されていますか?
Taka「いや、まったくわからないですね。ただモチベーションとしては、“海外でもイケる!”と普通に考えていたし、その“海外でもイケる!”っていう感覚は、“海外で成功したい”というより、“海外の人たちが僕らの音楽を聴いてどう思うのか?”ということを意識しながら音楽を作ってきたことで生まれた手応えなんですよ。その手応えこそが自分たちにとっては一番大切だし、海外にもちょっとずつ伝わりつつある要因なのかなって思っていますね」
――海外の反応を見てると、Takaの英語がネイティヴ・レベルで、歌がスムーズに伝わってくるという感想が多いですよね。
Taka「そこが不思議なんですよね。だって僕はネイティヴじゃないし(笑)。海外でレコーディングしてても発音を直されたり、自分としてはまだまだだなって思ってますから。まぁ洋楽がずっと好きだったというのはありますけど、実際そんなたいしたことなくて、みんなやればできるレベルだと思っているんですけどね(笑)」
――(笑)。映像を観る限りONE OK ROCKの海外ツアーはお客さんが日本語に理解があったり、普段のライブとそんなに温度差を感じなかったところが不思議でした。
Taka「会場の雰囲気だったり匂いはもちろん違いますし、会場の外に出たりステージに上がる前に“あ、ここは日本じゃないんだな”と思うことはあっても、ライブ中はお客さんが全部曲を覚えてくれているし、僕らもいつも通り一生懸命ライブをやってるだけなので温度差は特に感じなかったんですよね。それは自分たちとしても不思議でした」
――パリでは機材トラブルで開演時間が遅れたり、マレーシアではバンドに非がないのに会場のオーナーがヘソを曲げてしまったり。日本では起こりえないトラブルも映像には残されています。
Taka「そうですね。そういうライブ環境はまったくの別モノなので、バンドとしては風邪をひかないように日頃から体調管理をするというより、“風邪をひかない体を既に作っておく”という感覚なんですね。だから、“これがないとライブができません”というのは違うというか、そういうのをすべて取っ払ったところで、“はい、ギター! はい、ベース! はい、ドラム! はい、マイク!”って渡されてすぐに演奏できる状況を作りたいですね」

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