エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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スペシャルインタビュー「flumpool」

『証』は新しい曲の広がり方を感じさせてくれた

――では小倉さんの思い出深い曲も教えてください。
小倉(Dr.)「僕は『証』(2011年)です。それまで僕の中で音楽は、メディアやCD、ライブで伝えるものだと思っていたんですが、震災の後に『証』がNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲に選ばれたことで、学生の子たちが一生懸命に歌ってくれました。時期も時期でしたし、また合唱コンクールってみんなで何度も練習するし、すごく思い出に残るものじゃないですか。『証』という曲を僕たちが届けるんじゃなくて、歌ってくれる学生の子たちが届けてくれる感じがすごく伝わってきたんです。今年も卒業式シーズンになり、“今年もまた『証』歌います!”って言ってくれる子たちもいてくれて、後輩や歌を聴いた人たちに伝染していくというか、そういう広がり方、伝わり方ができる曲だと感じさせてくれました」
――この2枚組のベストアルバムで、flumpoolのこの5年間を曲と共に振り返ることができますね。
山村「本当にそうですね。『MONUMEMT』というタイトルとツアータイトル『MOMENT』は、(尼川)元気がアイデアを出したんです。“自分たちの記念碑”という、ひとつ形に残るものを作ることによって、これまでを称えることもできるし、そしてまたそこに新たな価値をしっかり乗せていこうという気持ちにもなれる。ベストアルバムなので過去を振り返る意味もあるんですが、やっぱり僕らのピークはまだまだこれからなので。“今からスタートします!”という気持ちが込もったアルバムです」
――どんな全国ツアーになりそうですか?
flumpool山村「『明日への賛歌』は、このツアーのテーマ曲になっているんです。5年間やってきて、このままで終わりたくないっていう気持ちがすごく強く、そういう想いが“縛りつけてよ もう逃げられないように”っていう歌詞になったりもしました。でもそれは自分たちだけじゃなく、日々膨大な情報と回転が速い今を生きている人たちもみんな、何かに縛りつけられることが少ない気がして。だから人との付き合いも臆病になりがちだし、何かを追いかける自信がなくなってしまったり。それはもちろん僕らも。そんな中でもちゃんと向き合っていられるか、ちゃんと愛し合えるのか、ということがすごく大事になるんじゃないかなって。自分たちは5年間やってきて、情けない時もあったし失敗することも多かったです。だけど今音楽を通してちゃんと繋がっていたいっていう想い、音楽でもっともっと夢を追いかけていきたいっていう気持ちがあるんですよね。その気持ちを伝えてお互い励まし合えるツアーになったらなと思います」

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