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スペシャルインタビュー「Gotch」

意味を反転させ、“いのちを燃やせ”という日本語訳を当てた

――今年齢の話が出ましたけど、今回のアルバムタイトル『Can’t Be Forever Young』は“永遠に若くはいられない”という意味ですよね。
Gotch「その言葉にはいろんな意味が込められているんですけどね。大人にならなきゃいけないということでもあるし、ある種老いとも付き合っていかなきゃいけないし、そういうことを受け入れていくのも生きていく上では大きなテーマじゃないですか。その先には死というものがあって、それが目の前に来た時、自分が受け入れられるかはわからないんだけど(笑)。そういうことを含めて、ちゃんと作品にしたいなと思って歌詞は書きましたね。『Can’t Be Forever Young』というタイトルは直訳すると確かに“永遠に若くはいられない”という意味なんだけど、死ぬことについて歌おうとすると生きることについて歌うことにもなるように、この曲の副題も意味を反転させて、“いのちを燃やせ”という日本語訳を当てたんです」
――たくさんのリスナーやスタッフの期待を背負って、広く大きく音を届けるアジカンとパーソナルな音楽世界を極めるソロ。その狭間で後藤さんが考える音楽の在り方とは?
「今はサウンドクラウドやYouTube、音楽配信だったり、音楽の発表の仕方はいろいろあるし、機材の進化もあって音楽が作りやすい環境になってますよね。だから僕のようにバンドをやりながら、ソロをやる人は今後増えていくと思うんです。そして今回、ソロで自分の世界を極めたことで、アジカンはメインストリームな場所でもっと王道なことをやってもいいんじゃないかって気持ちになりましたね。そうなった時、フー・ファイターズやU2の偉大さを改めて思い知らされるというか。音楽的に金太郎アメのようなところもありつつ、彼らは惰性で作ってるわけじゃなく、作品ごとにアップデートしながらみんなの期待にも応えてる。だからアジカンとしてはそういうバンドをめざして、イチからやるような気持ちで活動していきたいですね。そしてソロの方は5月にツアーがあるんですけど、毎日曲作りをしてたらアジカンとソロの住み分けがうまくできるようになってきたので、次の作品も意外に早く着手できるかもしれませんね」

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