エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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昨年リリースしたアルバム『2012』が高い評価を得たAcid Black Cherry。そんな彼が、日本全国を5ブロック5シーズンに分けた全都道府県を回るプロジェクト『Shangri-la』を8月から始動させる。8/7にリリースされるニューシングル『Greed Greed Greed』と合わせて話を聞いた。

新曲『Greed Greed Greed』は、技巧派な曲になりました

――1年半ぶり16枚目となるシングルが完成しましたね。ハードな打ち込みのイントロからぐっと引き込まれました。
「わぁ、ありがとうございます(笑)。ひとつ前のシングルが『イエス』で、今年3月に出したのがカバーアルバム『Recreation3』。歌モノが続いていたので、ハード寄りの楽曲がいいかなと考えました。ハードな曲にもいろんな種類があって、その中でも今回は今までとはちょっと違う感じが僕の中にあった。というか、そうなればいいなって作っていたんです。長年やっているとどうしても、自分の中での焼き直し感を感じたりとか何種類かあるパターンの中に当てハメていく作業になってきたりしがち。そんな中、ずっとスラップの練習してて、スラップ奏法のかっこいい曲が作りたいなって思ってたんです」
――分厚いベースラインがバッキバキですよね。
「そうなんです。だから今回は結構技巧派な曲になりましたね。演奏陣は難しかったと思います」
――いつも楽曲は結構作りこまれてからレコーディングメンバーに渡されるんですか?
「基本はそうですね」
――今回レコーディングはどうでしたか?
「みんなそれなりに苦労してたっぽいけど、地力が高い人たちなので、曲やテクニックに慣れてしまえばスピード感が出てきました。さすがです。でも録り始めた時の印象としては、“やっぱり難しいねんなぁ”と。作業が進むにつれ、僕が最初に作っていた打ち込みの音がだんだん生音に差し変わり、いい感じに立体感が出てきてワクワクしましたね。毎回メンバーに曲を実際に弾いてもらうと、曲のイメージがいい意味で変わるのですごく楽しい」
――そして恒例のカッププリングのカバー曲が『輝きながら…』。伸びやかな歌声が気持ちよかったです。毎回シングル楽曲との対比は考えてるんですか?
「こっちがハードなのでこっちは歌モノで、とかはそんなに考えないですね。今回は先にカバー曲を何曲か録っていて、『輝きながら…』はその中の1曲です」
――今までに3枚のカバーアルバム『Recreation』シリーズを出されてます。いつもどうやって選曲をしているのですか?
「単純に好きな曲がいっぱいあるのでいろいろ唄っていきたいんですが、許可もいることなんでね(笑)。だからできる範囲で数多く唄っていきたいです」
――ご自身の唄とカバー曲。唄う際、気持ちの持っていき方に違いはありますか?
「そんなに違いはないかな。でもやっぱり人様の歌だし、その曲のファンが多くいらっしゃる。“そんな唄い回しじゃない!”“そこにコブシは入れない!”とか、個々にあると思うんです。唄っているとどうしても“自分節”になってしまいがちなので、プレッシャーではないですけど、そこは履き違えないよう気にしてます。その曲を初めて聴いた人はいいですけど、そうじゃない人の方が圧倒的に多い。カバーが原曲を超えることは有り得ないので」

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