エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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旅をすると風景だけではなく、音や匂い、空気ごと記憶に残る(松田)

――今月号のテーマはJOURNEYです。おふたりのJOURNEYという言葉にどんなイメージを?
松田「やっぱり旅ですよね。旅はいわば非日常の世界。自分のテリトリーから抜け出し、非日常の場所に行くと出会いがあったり、自分自身の変化にも気付けたりする。日常も非日常もどちらも人間には必要なんだと思います。旅、僕は好きですね」
大泉「僕もやっぱり旅かな。行く場所は、できれば国内がいいですね。僕ね、実はあまり海外が得意ではないんですよ。しゃべるのが大好きなので、しゃべりが不自由になる場所はどうも苦手で…(笑)」
松田「(笑)」
大泉「こんなにしゃべる男が、しゃべれなくなった時のみじめさと言ったらね…。もちろん、言葉が通じないからこその楽しさ、言葉が通じない中でどれだけやれるのかっていうのも旅の醍醐味だとは思いますけど。僕はやっぱり国内旅行が好きなんですよ」
――国内で言うと、どんな旅が印象に残っていますか?
大泉「CMのキャッチコピーみたいですが(笑)、大学時代に“そうだ、京都へ行こう”と思って、ふらっと旅したことがあるんです。高校の時に修学旅行で行ったところに改めて行ってみよう、と。寺なんておもしろくもなんともないと思いつつ見て回ったんですが、大学時代に行った時は高校の時とはまったく違う景色に見えた。自分がちょっと大人になったことを確認する旅だったのかのかもしれません。ノスタルジックないい旅でしたね」
松田「いい旅ですね。旅をするとその土地の風景だけではなく、音や匂い、空気ごと記憶に残りますよね。そういう記憶を呼び覚ましたくて、一度旅した場所にもう一度、ということはすごくわかります。ノスタルジックですよね」
――松田さんもそういう経験があるんですか?
松田「それこそ京都はそうですね。まだ10代半ばの頃に、初めての映画『御法度』で半年ぐらい京都に行っていたんですが、それまでとまったく違う環境に飛び込んでいったというのもあって、ものすごく記憶に残っています。その当時の匂いや空気、そういうのも全部残っている。その記憶を求めて京都に行きたくなるというのは、よくわかりますね」
大泉「匂いで思い出したけど、まだ学生の頃に『水曜どうでしょう』で初めて海外に行かせてもらった時、空港に着いてびっくりしたんですよ。“なんだこの匂いは?”って(笑)。生まれてから一度も嗅いだことのない、日本には絶対ない匂いでね」
松田「それ、わかります(笑)。海外の空港はそうですよね」
――これから旅したい場所は?
大泉「僕は今年中に家族を連れてハワイに行きたいですね。海外だけど、ハワイは大丈夫(笑)。『水曜どうでしょう』で海外もかなり行かせてもらったけど、いつも通り過ぎるばかりでゆっくりしたことがないんです。だからね、ハワイに行ってゆっくり何もしないで過ごしてみたいなと」
松田「僕は場所はどこでも大丈夫です。旅は場所もそうだけど、一緒に行く人が大事ですよね。子どもの頃から何度か行っているイタリアに、まだ一緒に旅行したことのない相手と行ってみるのもおもしろいかもしれないですね」

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