エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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言葉にしなくてもにじみ出るものがあるのが、かえって素敵(大泉)

――2作目ということで探偵と高田のコンビネーションがさらによくなった印象を受けましたが、おふたりは探偵と高田に変化を感じましたか?
大泉「高田は前作より北海道弁が実に馴染んでいたよね。龍平君、突然語尾に“べや”とか付けるんですよ。あれは現場でかなり笑ったなぁ」
松田「むしろ、大泉さんの北海道弁に違和感がありましたよね?」
大泉「俺の北海道弁に違和感あるわけないでしょ(笑)。この“ザ・北海道”に。ビシッと“なまら”って言ってたもんね」
松田「…なんか力が入り過ぎているんですよね(笑)」
――(笑)。松田さんは探偵と高田の関係性に変化を感じましたか?
松田「今回、高田があまり寝ていないんですよ。ちゃんと起きていて探偵と行動を共にしている。サポートしている感じがありましたね」
――だから、前作よりも探偵と高田の関係性が濃く見えるのかもしれないですね。
大泉「ふたりの絆の深さをセリフにしているところもあったんですけど、そこは結構カットされていて。言葉にしなくてもにじみ出るものがあるというのが、かえって素敵だなと思いましたね」
――カットされたものもあったということですが、そもそも素晴らしいセリフが多いですよね。物語の構成も緻密でシナリオの力を感じます。
大泉「このシリーズのシナリオ作りには実は三段階あって。まずプロデューサーの須藤(泰司)さんがストーリーの大体の流れを作り、そこに古沢(良太)さんが素敵なセリフや細かいおもしろさを加え、最後にアクションコーディネーターの諸鍛冶(裕太)さんがアクションシーンの詳細を加えていく。いいコンビネーションで作られているな、と思いますね」
松田「それと、いい意味で隙間があるシナリオで。ト書きにも書かれていない空白の部分が結構あったので、そこを現場でどう埋めていくのかというのを考えながらやっていました」
大泉「特に高田はそうだよね。探偵と一緒に行動しているから、常に現場にはいるんですよ。でもその場でどうしているかというのはト書きになく、割と龍平君任せというか」
松田「今回の現場では常に、“何かおもしろいことはないか”と考えている感じでしたね」
大泉「マジック大会で優勝したマサコちゃん(ゴリ)と探偵が抱き合って喜びを分かち合う場面も、高田がどうしているかっていうのはト書きになかった。結果、酔って探偵に絡んでくるというね。センターで芝居をするというのはさすがだなと(笑)」
松田「でも結構苦悩したんですよ、あそこは。“何してようかなぁ”と(笑)」

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