エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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一昨年11月に日本武道館ライブを大成功させ、さらに広いフィールドへと向かったTHE BAWDIESが、前作『LIVE THE LIFE I LOVE』から1年7カ月ぶりのニューアルバム『1-2-3』(ワン・ツー・スリー)をついに完成させた。ますます磨きのかかったロックンロールには、彼らが新たなステージへと突入したことを実感させられる。熱くフレッシュな新作について話を聞いていこう。

デビューアルバムのような“ガツン!”とくるアルバムを作りたかった

――1年7カ月ぶりとなるニューアルバム『1-2-3』は、どんなテーマで作った作品ですか?
ROY(Vo.&B.)「もともと僕らの目標が、J-POPの中にしっかりロックンロールというジャンルを根付かせること。武道館ライブを終えた後(昨年2月)に出したシングル『ROCK ME BABY』はその第一歩で、いつもよりも“開けた”楽曲だったんです。“開けた”というのは、ロックンロールを聴かない人にもいいと言ってもらえるもの。もちろんロックンロールを愛する人にも刺さるもので」
――『ROCK ME BABY』はバッチリな楽曲でしたね。
ROY「はい。ただ、僕らがこのままJ-POPに飲み込まれていくんじゃないかと思った人もいるかもしれない。その後(昨年10月)に、シングル『LEMONADE』が出たんですけど、たまたま僕らの中からミドルナンバーの曲が出てきた。もしかしたら、ロックンロールの暑苦しい部分が薄れていくのでは? って思った人もいるかもしれないけど、そんなことはなくて。1周して“どうだ!”っていうものをこのアルバムで見せたかったんです。気持ち的には、バンドのデビューアルバムのような“ガツン!”とくるアルバムを作りたかった。それでいてしっかり作り込まれているものにしたかったんです」
JIM(G.&Cho.)「ごまかしのないアルバムを作りたい、という気持ちがありました。キャリアを積むとできることが増えてくるんですよね。例えば、ギターを何本も重ねて音圧を増したり。でも、初めてロックンロールに出会って衝撃を受けたのは、そういうものじゃないっていうところに回帰できたんです」
TAXMAN(G.&Vo.)「今回のアルバムは、これまでと違って一定の制作期間を設けず“曲ができたら録る”っていうスタイルで作ったんです。1年を通じて曲を作っていたので、時間があった分、みんなで集まる機会も多くて。昔みたいにみんなで一緒にレコードを聴く時間も増えたんですよ。その感覚が、アルバムの1曲1曲に影響を与えていると思いますね。だから初期衝動的な音も出てると思う。それでいて、今まであまり使わなかったコード進行を入れたり、コーラスワークを考えたり。その辺のバランスがうまく取れましたね」
MARCY(Dr.&Cho.)「やっぱり、長い制作期間があったというのは大きい。ROYが曲を持ってきて、みんなで音を鳴らして、時間を空けて曲を詰めていくことでいろんなアプローチができたんです。それが全曲細かくできたし、何度も見直せた。1曲ごとの充実感は高いですね」

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