エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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アルバムの裏テーマは“聴いている人たちに歩み寄る”こと

――歌のキーも低くめで、そこも新しいなと思いました。
「音程も今までで一番低い曲かもしれない。それに、サビでは“簡単だ お買い得だ ワンクリックだ 愛情が”って、淡々と言葉だけが並んでいるんですけど、意味があるようなないような、そういう曲が書きたいなって思ったんです。そういう部分も含め、この曲は僕にとってチャレンジになりました」
――なるほど。そして、ラストの『I LOVE YOU』は高橋さんらしいラブソングですね。
「僕にとって“人を愛することとはどういうことだろう?”という現状の答えを歌いたいなって思ったんです。自分が『I LOVE YOU』という曲を歌うならこういう曲にしたい、という正直な想いを書きました。というのも、自分の中で考えていたことがあって。誰かを好きになると“なんで相手はそれに応えてくれないんだろう”って相手に求めてしまうことがあると思うんです。でも、I LOVE YOU=“私はあなたを愛している”っていうのは一方的なものですよね。もちろん愛し合える状態は素晴らしいことなんですけど。大事なことは、誰かを愛せていること自体。だって心から愛せる人に巡り会えることって、なかなかないじゃないですか。相手が自分のことをどう思っているか、そう気になるくらいその人のことが好き。それ自体がすごいことなんじゃないの? という曲を書きたかったんです」
――ラブソングから一歩踏み込んだ、高橋さんなりの考えが表れている曲ですね。
「恋愛で相手に求めてしまって、さみしい気持ちになってしまう人たちへのメッセージになればいいなって思ったんです。あと、今回のアルバムの裏テーマが“聴いている人たちに歩み寄る”ことだったんです。今までは、どちらかというと僕はこう思う、というところまでだった。でも“想像してみよう”とか“あなたもこうしてみない?”っていう提案だったり、僕なりの歩み寄りをしてみたんです。心を開いて歩み寄っていかないと、相手も近付いてくれないんじゃないかって思ったので」

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