エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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人間は何か目標があるからこそ生きていける

――自分を維持する、ですか?
「何を維持するのか? 例えば、生きてるって証? 僕が昔言ったんだけど、“一瞬のハッピーがあったら人はまた走れる”って。あれは名言ですよ。自分で言っておいて、名言って言うのもおかしな話だけど(笑)。日々なんてね、つまらないと思ったらホントつまらないよ。もう月曜日から金曜日までつまらなくて、金曜日の夜になってようやく“生きてる!”って思ったりしない? それで一杯の酒をカッっと飲んでさ。“俺はこのためにがんばってたんだよ、1週間”って思うことは大げさな話じゃないでしょ。我々ミュージシャンもそうだと思う。自分を維持するためにはやっぱりライブを止めちゃいけない。“矢沢のライブが観たい!”とか“チケットが欲しい!”って言ってくれるから、僕は体を鍛えて、2時間半のステージをやる。人間は何か目標があるとか求められているとか、そういうことがあるからこそ生きていけるんですよ」
――そんな中、今回リリースされるニューアルバム『Last Song』は、言わば’09年の『ROCK’N'ROLL』から始まるロックンロール3部作の3作目という位置付け作品であるように思いました。
「今、3部作って言われましたけど、ロックンロールは理屈じゃないし、むずかしくしちゃダメなんですよ。リスナーから見て、“直球でストーンと入る音楽。わかりやすくて、一緒に口ずさみたくなるような音楽を!”って気持ちから『ROCK’N'ROLL』を作りまして、翌年の『TWIST』を経て、そう、今回のアルバムが最後ですよ。我ながら3部作でよくまとまったなって感じです。直球でわかりやすい音楽を作るために最高のミュージシャンが参加して、しかもアルバムのほとんどは最初のテイクを使ってるんですよ」

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