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ポップミュージックの行方や理想を“photogenic”という言葉に見た気がした

――『photogenic』というタイトルには“写真写りのいい”という意味の他に、“発光性の”という意味もあるそうですね。歌詞の中にも“光”“輝き”といった言葉が多くありましたが、タイトルにはどんな意味を込めたんですか?
「小林さんから提案されたんですけど、私もすごくいい! と思って即決でした。なぜなら、歌詞の中に“カメラ”とか“夕日”とか、本当にフォトジェニックと呼ばれそうな風景がいっぱい出てくるのもそうなんですけど、それ以上に、フォトジェニックという言葉の持つ意味と、ポップミュージックが理想とすべき指針みたいなものが一致したから。1枚の中に輝きが収められた写真と同じように、ポップミュージックもたった3~5分の間で最大の輝きを放つってことなんですよね。ここでいう輝きとは私の持ってるポテンシャルだったり、楽曲が持つ才能であったり、歌詞が持つ意味の深さであって、その輝きを短い時間の中でどれだけ人に伝えられるかっていうのが、ポップミュージック。そういう意味でも、これからのSalyuとしての活動の指針を、ポップミュージックの行方や理想を、“photogenic”という言葉に見た気がした。そしてこの『photogenic』という作品で私は新しいポップミュージックを歌えたと思うし、自分にとってのポップの価値っていうのを確立できたと感じてるんです」
THE STORY about START
「私が音楽を始めたきっかけは、もともと歌が好きだったとかじゃなくて、心肺機能を鍛えるのが目的で合唱団に入ったこと。小学生の時なんですけど、最初は友だちや年上のお姉さんたちに会えるのが楽しくて通ってたのが、3年生で別の合唱団に移ったのを機に大きく変わっていったんです。何があったかっていうと、憧れの先輩ができた。同じソプラノパートの人だったんですけど、その人と出会ったことで上達したいと思うようになったし、歌というものを愛せるようになったんですよね。小さい頃って、憧れたらまず真似するじゃないですか。私もその人の真似をすることで、どんどんどんどん自分の中で開花していくものがありました。人の勧めでなんとなく始めたことが、人との出会いの中で何が開くかわからないという意味で、STARTってすごく不思議。自分次第でその出会いが変革してくれることもあると思うし。だから、大きい希望を持って私もこれからいろんなSTARTを切っていきたいなって思います」

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