エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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小林(武史)さんが“今のSalyuが一番いいね”って言ってくださった

――個人的には『青空』のサビで“あなたが好き あなたが…”と高らかに歌うところに、桜井さんのピュアさを感じたりもして。
「そうなの! 桜井さんからこの曲をいただいた時も、すぐにそこがこの曲で一番大事な部分だって言いきられたんです。私、“あ、言いきった!”って、すごく衝撃だったんですけど(笑)。桜井さんからはさらに、この部分のキーをSalyuが地声で出せるギリギリの部分で設定して欲しいって提案されたんです。その決め方がすごくおもしろいなって。私の場合、曲の全体を見てどういう雰囲気がいいのかを考えるんだけど、桜井さんは、一番届けたい言葉を歌い手の限界を超えさせるキーでやることで、そこに感動があると捉えてらっしゃるのかもしれないなぁって。作曲家の方によってそのビジョンは全然違うんですよね。それがすごく新鮮でした」
――今作を通してSalyuさんが得たものって何だと思いますか?
「どうしても震災に関連する話になってしまうんですけど、震災後、みんなが沈んだ気持ちになっていましたよね。そこで音楽ができることを私なりに考えた結果、食べ物じゃないけど、音楽が人の体に入っていって、栄養になるといいなって。どういう“栄養”になりたいのかをイメージしながら歌うって考えて取り組んだのは初めてのことだったし、そういう作り方ができたという経験は、先々すごく大きな財産になっていくと思います。あとは今回の制作を通して、小林さんが“今のSalyuが一番いいね”って言ってくださった。純粋にボーカリストとして取り組んだことを肯定してもらえたっていうのは、やっぱりすごく大きな自信に繋がりました」

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