エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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今回はすべての楽曲において言葉がすごく大切でした

――具体的にはどんなところに気を付けたんですか?
「今回はすべての楽曲において言葉がすごく大切でした。言葉って、短い時間で人と人を繋ぎ合わせてくれるコミュニケーションツールのひとつだと思うんです。時にはわからないくらいがちょうどいい、雰囲気をつけるために少し輪郭をぼかすみたいな歌い方も技術としてあるとは思うけど、今回はあまり必要ないと思った。短い時間の中で伝えるために、ハッキリとわかりやすく、できるだけプレーンに歌うように心掛けました。『camera』とか『悲しみを越えていく色』『Lighthouse』『旅人』なんかは特にそうでしたね」
――それぞれの楽曲について、小林さんから内容の説明があったり、こういうふうに歌って欲しいという指示はあったんですか?
「必要な時に言ってくれるっていう感じですね。でも、小林さんとはもう随分長くやってきてるので、言わなくてもわかってるだろうな、みたいな。ディレクションの時間は意外と短いというか、ないことのほうが多い。最近だと逆に、私がどんなふうに投げ返してくるのかを楽しみにされてる感じさえします(笑)」
――今作の10曲の中では唯一『青空』という楽曲が、小林さんではなくMr.Childrenの桜井和寿さんの作詞作曲です。ボーカリストとして思う、小林さんと桜井さんの作る楽曲の違いとは?
「一番の大きな違いは、ピアニストとギタリストから出てくるメロディの違いですかね。桜井さんのようにギター弾きながら歌うとなると、ある程度のブレス感を掴みながら歌っているから言葉を置いていくようなメロディが多いんですよ。でもピアニストの小林さんが作る曲は、1フレーズが長い。ピアノには息継ぎが必要ないから。なので、ブレスの場所に迷うんですよね」

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