エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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出演するドラマや映画が軒並みヒット。快進撃を続ける俳優・向井理の最新作は、自らドキュメンタリー番組で訪れ、“第2の家族がいる国”と語るほど思い入れの深いカンボジアに焦点を当てた物語。“行動し続けること”の意味から、“人のために何かをする喜び”まで。全身全霊を捧げた本作を通じて抱いた想いを語る。

「カンボジアにいる家族に対して何かしたいという想いはいつもある 」

――本作が初主演映画とのことですが、公開が近付いた今、どんな心境ですか?
「実はあまり主演だという感じがしてないんですよ。やっぱり映画はみんなで作るものだと思いますし、僕自身、主演か助演かにそれほどこだわっているわけではないですから。何番手だろうが、僕は与えられた役を一生懸命演じるだけなんです。違いがあるとしたら、シーン数が多いということでしょうか。スタッフと一緒にいる時間が長くなる分距離は近付きますし、信頼に応えたいという気持ちも強かったと思います。とにかく、身を削って作った映画ですから、少しでも多くの人に届けばいいなと、今は純粋にそう思ってます」
――身を削って作るというのは相当な想いですよね。その想いの深さは、’07年と昨年の2度に渡り、『世界ウルルン滞在記』(以下:ウルルン)でカンボジアを訪れていることも影響していますか?
「映画は映画、ウルルンはウルルンで、別物だと僕は思ってます。映画は映画として、いいものを作ろうとその一心でしたね。ただ、僕自身がカンボジアという国に対して思い入れが深いというのは事実です。でもそれは、カンボジアという国の現状を知って抱いた想いというよりは、カンボジアにいる第2の家族に対しての想いなんです。“家族のために何かしたい”。そういう個人的な想いはいつも持ち続けてますね」
――本作で向井さんが演じた医大生のコータは、カンボジアに小学校を建てようとボランティアを始めます。でもそれもまた、カンボジアに対する想いからではなく、“ありきたりの日常を変えたい”という、ごく個人的な想いからですよね。
「ええ、そうですね。でもこのコータの考え方はすごく普通というか、リアルだと思うんです。きっと多くの人がコータのように“なんか変えたい”と、漠然と思ってるんじゃないかな。コータは決してヒーローでもなんでもない。どこにでもいる普通の人が、ちょっと普通じゃないことをするということが、この物語のおもしろいところだと思ってます」

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