エンターテインメントフリーペーパー FLYING POSTMAN PRESS

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聴いていただいたみなさんにもぜひ歌って欲しいですね

――あと、ちょっと意外な雰囲気だったのが『ANTIQUE』。JUJUさんのバラードには艶っぽさというか色っぽい雰囲気のものが多いですけど、これはちょっと違いますね。
「色気ないですよね(笑)。この曲は、歌うっていうよりも話すような感じで歌おうってことになったんです。家族をテーマにした曲なんですけど、(上江洌)清作くんがギター1本で弾き語ってるデモを聴いた時は、家族の曲といえば家族の曲だけど、聴く人によってはいろんな関係性に置き換えられるんだろうなって思ってたんですね。でも、実際に歌ってみたら家族のことしか頭に浮かばなくなるんですよ。歌っている時には他の誰でもない、対象が親でしかなかったんですね。それで色気がなくなったんだと思います(笑)。で、親のことを考えてたら、ウチの親はホントにピンピンしてて元気なんですけど、切なくなってしまって、初めて泣いて歌えなくなっちゃったんです。今まで苦労かけたなぁ…って思って、母の誕生日に電話したら、“言葉はいいのよ、プレゼントは?”って言われましたけど(笑)。歌ってみて曲の解釈がぜんぜん違ってくるっていう経験を初めてしたので、『ANTIQUE』に限らず、聴いていただいたみなさんにもぜひ歌って欲しいですね。たぶん、歌う人それぞれで意味が違う曲ばかりになったアルバムだと思うんです」
――最後はアルバムタイトルにもなっている『YOU』で締めくくられています。
「最後の曲『YOU』も、恋愛の曲だったりするんですけど、私からのメッセージというふうに受け取っていただければうれしいなと思います。聴いてくださるあなたと出会えたことはとても素晴らしくて、不思議な縁だし、数ある音楽の中からこのアルバムを聴いてくれたってことは本当にうれしいことだから…うん、どれだけ遠いところにいたとしても、私はここにいますよっていう気持ちを込めて、最後はこの曲で終わらせてみました。歌詞に出てくる“数え切れない出逢いの中でその微笑みだけが愛しい”っていう人には、まだ出会えてないですけど(笑)」

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