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椎名林檎プロデュース『おいしい季節』には大好きなフレーズがいっぱいある

——プロデューサーの方々は栗山さんが歌うことを想定して曲を作られたと思いますが、意外だった曲はありました?
「『可能性ガール』ですね。布袋さんとは『キル・ビル』繋がりで、最初にお会いした時はご挨拶程度だったんです。『キル・ビル』で私のことを知ってくださっていたら、『キル・ビル』のテーマ曲のようになると思っていたので、こんなにポップでかわいい曲になるとは思ってなかったです。『可能性ガール』は、前向きに物事を考えるチャーミングな女の子というイメージで歌ってみました」
——今作で唯一の女性プロデューサーが椎名林檎さん。両A面シングルとしてもリリースされた『おいしい季節』『決定的三分間』は、曲調の異なる2曲ですね。
「そうですね。先に『決定的三分間』をレコーディングしたんですけど、その時に林檎さんとお話したら、私のことをエキセントリックな女性だと思ってらっしゃったみたいで(笑)。『熱海の捜査官』というドラマに出演した時、林檎さん(東京事変)がドラマの主題歌だったんです。そのドラマの中で私がオダギリ(ジョー)さんにガーッて怒るシーンがあるんですけど、それを観た林檎さんが“千明ちゃんは普段もあんなふうに怒るんでしょ?”っておっしゃってて(笑)。期待を裏切ってごめんなさい、という感じなんですが“そんなにガーッて怒ったりしないですよ”って言ったら、“えー、絶対普段もああだと思ったのに”って(笑)」
——役柄のイメージが強かったんですね(笑)。
「はい(笑)。『決定的三分間』は積極的な女性の歌詞だと思っているので、会う前の私のイメージで作られた曲なのかもしれないですね。その後にレコーディングした『おいしい季節』は受け身な女性の曲だったので、会う前とお会いした後で全然違う感じの2曲を書いていただけたのかな、と思ってます」
——『おいしい季節』は椎名林檎さんらしいスパイスが効きつつも、女性ならではのスウィートな楽曲だと思いました。

「女性らしくてすごくかわいらしい曲ですよね。曲の中に大好きなフレーズがいっぱいありますよ。例えば“旬は恥じらう生物”というフレーズ。私の中では果物のイメージがあるんですよ。頭の中にアニメーションのイメージがあるんですけど、キャラクターっぽい熟したフルーツがいるんですね。イチゴやリンゴのように真っ赤に恥じらってるんだけど、“熟しているのは、いつまでかわからないのよ”って感じでじっと待ってるんです。恥ずかしがってるけど、ちょっと誘いつつ待ってるというか」


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